お誕生日の話をたくさんしました。
お誕生日と言ったら何を想像しますか?
やっぱりプレゼント?
それとも甘くておいしいケーキでしょうか。
「おたんじょうびケーキだね」
「なまクリームいっぱいのせちゃおう!」
「わたしはフルーツもりもり!」
1学期最後のおしごと、年長年中児はケーキを作りました。
年長さんは土台の生クリームをコネコネ、ニギニギするところから、
年中さんはデコレーションをするところから。
よ〜〜〜くコネコネすると本物のホイップクリームみたくなるんだよ、と教えてもらうと
みんな根気強くコネコネ〜、コネコネ〜♩
クリームを塗るのにもたっぷり塗る子、均等に塗る子、立体的にする子と三者三様です。
生クリームが塗れたらいよいよ飾り付け!
ケーキの上に何を乗せようかと想像を膨らませます。
デコレーションは色付きの粘土を使いました。
はじめは「赤ほしいひと?」と声をかけていた先生ですが、
子どもたちが「いちごつくるからあかちょうだい」
「みどりはね〜、きうい!」
「ちがうよ、めろんだよ」とおいしそうな話を聞いているうちに、
つい、「チョコ食べるひとー?」と口から出ていました。
子どもたちの“遊び”はいつも想像と現実を自由に行き来しています。
大人は食べ物といえば食欲のそそる、おいしそうな色ばかりが浮かびます。
一方で子どもたちの想像力はとても柔軟で、何人かの子どもたちは
「せんせい?うすいむらさきがつくりたい」とか
「あおのねんどある?」とおめめをキラキラさせていました。
それから既存のフルーツに飽きた子どもたちは、粘土と粘土をまぜまぜ。
「もっとうすいピンクにしたいんだよね」とピンクと白を混ぜる繊細な調合から
「みどりとオレンジで…コレな〜んだ!」という大胆な色合わせまでたっぷり“ケーキ作り”を楽しみました。
取り組む姿勢を見ても、
お友だち同士ああでもないこうでもないと言い合って作る子、
お友だちと示し合わせて作る子、
ひとり集中して黙々と作り込む子、
パティシエも顔負けのデコレーションをする子と様々で、
その子らしさを大いに感じられた時間になりました。
実は先生も写真を撮っていたのですが、ついうっかりカードを入れ忘れてしまい…。
掲載の写真の何枚かを、卒園委員で年長さんの写真を撮りにきていたおうちの方に融通していただきました。ご協力ありがとうございました。
今期はおうちの方に普段の保育の様子を見ていただく機会がなかったので、子どもたちもいつもより張り切っていたように見えました。
来学期はおうちの方と一緒に園行事ができるといいですね。
次回もお楽しみに。
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