みやかみ幼稚園のみんな、おはようございます。
朝起きてパジャマのボタンを外す、洋服のボタンをとめる、朝ごはんのレーズンパンのレーズンをほじる、ほっぺに付いた食べこぼしを取るなど、指先を使う動作は毎日の生活の中にたくさんあります。
ちょっとした動作ですが、これらができる為にはおてての先、指先を自由にコントロールしなければなりません。
さて、今日七回目のおうちで幼稚園は、あそびの時間に男の子にも女の子にも人気の「くるくる棒」にスポットを当てようと思います。
チラシや折り紙を細く細く巻いただけのくるくる棒。
細く巻くのはなかなか難しく、「せんせい、やって〜」とあまえんぼする子たちも少なくありません。
はじめて挑戦するくるくる棒は形がいびつだったり、ギュッギュッと握った(絞った)ものだったりします。
それがだんだん形になり、細くなっていくのを見て、先生たちは感心してしまうのです。
今回は特別に幼稚園で一番くるくる棒が得意な太郎先生に細く作るコツを教えてもらいました。
まずは巻き始め。おかあさん指とおとうさん指を擦り合わせるようにして巻きます。
必ず折り紙(チラシ)の角から始めること。
辺のところから巻くのはとても難しいし、何よりテープで留めるのが大変です。
そしていきなり巻くのではなく、まずはクセづけするのが大事なんだそうです。
そしてここからはおかあさん指、おにいさん指、おねえさん指の腹を使って紙がつぶれない程度に力を入れて押しながら巻きます。
最後はセロハンテープで尖った角のところを留めるだけ。
ここで大切なのはセロハンテープを先に切って机の角に貼っておくこと。
そうしないとみんながセロハンテープを取りに行っている間に、
せっかく巻いたくるくる棒が元に戻ってしまいます。
チラシを巻くだけなのにたくさんの指先の動きがありましたね。
遊びの中で指先にたくさんの刺激と経験が得られます。
子どもたちがくるくる棒でよく表現しているのは
・たたかいごっこの武器
・まほうのステッキ
・旗etc…
といった感じ。
過去の幼稚園ブログにも何回か登場しましたね。
忍者のかっこいい剣に
お花の茎。
これで何ができるかな?
あれってくるくる棒で作れないかな?
〇〇が欲しいからくるくる棒で作ろう!
何本も合体させたら何ができるかな?
もちろんまずは、一緒にやってみようでもいいですね。
くるくる棒には無限の可能性があります。
一本では?
二本では?
たくさん組み合わせてみたら?
子どもたちの想像力と大人の創造力でいろんなものを作って遊んでみてくださいね。
太郎先生はたくさんのくるくる棒を組み合わせてとっても高いタワーを作っていましたよ。
立体の形もできちゃうくるくる棒。
幼稚園でみんなが何を作るか、楽しみです。
次回は5月15日(金)更新予定です。
お楽しみに。
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