みやかみようちえんのみんな、おはようございます。
みんなげんきにしていますか?
もうすぐきいろいバスが、みんなをおむかえにいきます。
おうちでたくさんあそびましたね。
どんなことをしましたか?
おうちのひととたくさんおはなしをして、たくさんあそべましたか?
さあ、ようちえんがはじまります。
みんなはひとつ、おにいさん、おねえさんになります。
ひさしぶりにおうちのひととはなれるのはどんなきもち?
わくわく?
どきどき?
ちょっぴりさみしい?
あたらしいおともだち。
ようちえんにはげんきいっぱいのおにいさんおねえさんがいます。
やさしいせんせいもいます。
やまもりのおもちゃもしらないえほんもたくさんあります。
「ようちえん、たのしかった!」と、
みんなのわらったかおがみたいです。
長かった休園期間も終わりが近づき、みやかみ幼稚園も6月1日より分散登園というかたちをとって再開します。
少しずつ日常が戻ってくる喜びと、ここで気を緩めず安心安全に配慮していこうという決意の気持ちで胸が高鳴ります。
さて、今日は絵本の世界へおでかけしようと思います。
幼稚園に入る頃になると、ことばや世界がグーンと広がります。
この頃の子どもたちは主人公が絵本の中で自分と同じことをするのを見つけると本当に喜びます。
絵本の中の登場人物と自分を重ね合わせて、まるで自分のことが描いてある、「〇〇ちゃんのえほんだ!」と思うのです。
もう少しおにいさんおねえさんになると、ページとページのつながりに気付きます。
ページをめくるとどうなるか、どうだったか。
予想と的中をしながら絵本を読み進めることができるようになります。
さらにごっこ遊びを楽しめるくらいにおにいさんおねえさんになると、「おはなし」がわかるようになります。
それはどういうことかというと、「むかしむかしあるところに、」が聞こえると「おはなし」の中におでかけしていって「めでたしめでたし。」が聞こえると現実世界に戻ってくるということです。
絵本の中のどうぶつたちはお話をします。
魔法のようなできごともあります。
現実では起こらないようなことも、絵本の中ではごく自然なことだと受け入れます。
今日はそんな絵本の世界へ一緒におでかけをしようと思います。
まっしろなきれで作った、ワンピース。
ラララン ロロロン わたしににあうかしら、とおさんぽをしていると…
あれ ワンピースがはなもようになった
ラララン ロロロン はなもようのワンピース
わたしににあうかしら
わあ あめがふってきた
あれ ワンピースがみずたまもようになった
ラララン ロロロン みずたまもようのワンピース
わたしににあうかしら
すこしねむくなってきた
おひさま おはよう
あら ワンピースがほしのもようになってる
ラララン ロロロン
わたしのすてきな ワンピース
ふふふ。とっても素敵なワンピースができましたね。
みんなのすてきな ワンピース。
今日は一日中着て過ごしましょうか。
いっぱい遊んだらなんだかおなかが減ってきました。
するとオーブンのチーンという音が鳴りました。
とっても いい においがするもの
と、いえじゅうの ひとたちが、はなを うごかしながら、あつまってきました。
ぼくらの なまえは ぐりと ぐら
このよで いちばん すきなのは
おりょうりすること たべること
ぐり ぐら ぐり ぐら
おうちで幼稚園はいかがでしたか?
おうちでしかできない体験があるように、
みやかみ幼稚園でしかできない体験もあります。
おうちのひとと離れること、
新しいお友だちができること、
興味の幅が広がること、
お友だちとけんかすること、
ちょっとけがすること。
たくさん笑うこと。
子どもたちもご家族のみなさんにとっても心地のいい居場所になれるよう、
みやかみ幼稚園はこれからも努めていきます。
次回は6月4日(木)に更新予定です。
お楽しみに。
あそびの出典 【絵本×あそび】世界に1つだけの自分の洋服〜絵本/わたしのワンピース
絵本の紹介 わたしのワンピース
参考文献 子どもと絵本を楽しむために こぐま社
中村 柾子氏 「子どもといっしょに絵本の世界へ」
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