みやかみ幼稚園のみんな、おはようございます。
先日もお知らせした通り、みやかみ幼稚園では臨時休園を5月29日まで延長することにしました。
これは幼稚園のお友だち、おうちの方、そしてみやかみ幼稚園で働く先生たちの健康を守るためです。
「我慢」という言葉があります。この言葉の意味は“自分が嫌いなことややりたくないことを耐え忍ぶこと”だそうです。ちょっとネガティブなイメージです。
一方「辛抱」という似た言葉があります。この言葉の意味は“自分の目標を実現するために、嫌いなことを耐え忍ぶこと”だそうです。なんだかポジティブな気持ちになりますね。
もう少しの「辛抱」です。
さて、今回のおうちで幼稚園は…「ニンニン!」
忍者になって修行をしようと思います。
実は今朝、こっそり園長先生が代々幼稚園に伝わるという“巻物”をくれました。
この巻物によると、どうやらこのおうちの中にお宝が隠されているようです。
お宝ってなんだろう!途端にワクワクしてきました。
さっそく広げて見てみると…コレは暗号?
忍者になっておうち冒険にしゅっぱ〜つ
「ぬきあし、さしあし、しのびあし…」
気づかれないように気をつけて。
危ない危ない、忍者だってバレちゃうかも?
「にんぽう、ねこさんにへんしんのじゅつ〜」
ふぅ。
見事な変身でどうやらバレずに済んだようです。
お宝まではあと一歩!
あっ、大変!前から敵が…
そんな時は
「にんぽう、かくれみののじゅつ〜」
危機一髪!
強〜い敵も、忍者が壁になったのは見破れなかったようです。
そしてとうとうお宝発見!
中身は…
金ピカの手裏剣に美味しそうなおやつがたくさん。
これで立派な忍者の仲間入りですね。
今日は忍者ごっこをしてみました。
おうちの人も小さい頃に必ずやった「ごっこ遊び」
このごっこ遊びは急にできるものではありません。
一歳前後になると周囲の大人を観察し、能動的な模倣行動が現れそれが遊びの基盤になります。
そして一歳後半になると想像の食べ物や飲み物を食べる「ふり遊び」ができるようになり、「もぐもぐ、おいしいね」などその「ふり」をしている場面に見合う言葉や会話が成り立つようになります。
二歳ごろには絵や物をほかの何かに「見立て」て遊びを広げるようになります。バナナやリモコンを電話に見立てたり、積み木が車のおもちゃになったり、あの雲ソフトクリームみたいだねと何かに見立てるのが楽しくなってきます。
そうして簡単な「ごっこ遊び」がめばえ、簡単なルール、決まりごと(設定)を守ることや自分の要求をコントロールする力がついてくるようになります。この力と豊かな想像力によって子どもが良く知る場面を切り取った遊びからまるでファンタジーのような「ごっこ遊び」が展開していきます。
まさに幼稚園生の今はこのごっこ遊びの全盛期。
子どもたちの心の成長と世界への広がりを見守りたいですね。
次回は5月7日(木)更新予定です。
お楽しみに。
あそびの出典
家にあるもので出来る!忍者と侍なりきりセットの作り方
https://japanese-mon.net/diy-ninja/
葉っぱの作り方
https://papertocotoco.com/2019/09/origami-leaf1/
巻物の作り方
コピー用紙二枚に唐草模様を印刷し、ラップの芯に一周巻きつけて貼り付けます。唐草模様の紙を繋げ、古文書を貼ります。余分な唐草模様の部分を内側に折り返し貼り合わせます。穴を目打ちで開け、紐を通し結んだら完成です。
忍者の刀の作り方
長くて中くらいの太さのくるくる棒と短くて細いくるくる棒をセロテープで合体させます。
背負えるようにするにはリボンを鞘のところにセロテープで貼ります。
参考資料
明神もと子氏 幼児のごっこ遊びの想像力について http://sir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/bitstream/123456789/1345/1/kusiroron-37-17.pdf
応用行動分析学 ふり遊び、見立て遊び、ごっこ遊び
http://www.midori-th.com/kodomointervention31.html
「辛抱(しんぼう)」とは? https://gimon-sukkiri.jp/shinbou/
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